PHP Dream : PHP 文法

参考リンク：PHP日本語マニュアル-基本的な構文

<?php この内側に書かれた文字がPHPのスクリプトとして扱われる ?>

ステートメントの終わりには;(セミコロン)が必要

ホワイトスペース(空白、タブ、改行)は無視される

コメントの書き方

// コメント

/* コメント */

参考リンク：PHP日本語マニュアル-制御構造

if
if構文は、条件分岐を行う場合に使用します。

if (式)
文

上の構文は、「式」の値が真の場合に、「文」を実行します。
「文」が複数のステートメントになる場合は、{}で囲みます。

if ($a == 0) {
print "hoge";
print "moge";
}

$aが0ならば、「hogemoge」と表示します。

if (式)
文1;
else
文2;

上の構文は、「式」の値が真の場合に文1、偽の場合に文2を実行します。

if ($a == 0) print "hoge";
else print "hoge";

$aが0ならば、「hoge」、そうでないならば、「moge」と表示します。

while
while構文は、繰り返しを行う場合に使用します。

if (式)
文1;
else
文2;

for
for構文も、繰り返しを行う場合に使用します。
繰り返し回数が決まっている場合に使用すると良いです。

for (式1; 式2; 式3)
文;

式1は、無条件に実行されます。
式２が真の間、「文」が繰り返されます。
式３は、「文」の後に実行されます。

for ($i=0; $i<=10; $i++) print "$i ";

「0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10」と表示します。

switch

switch ($i) {
  case 0:
    print "i=0;
    break;
  case 1:
    print "i=1;
    break;
  case 2:
    print "i=2";
    break;
  default:
    print "iは0,1,2のいずれでもない";
}

上例文のように使います。
$iが0なら「case 0」から「break」までの文が実行されます。
いずれにも当てはまらない場合は「default」以降が実行されます。
switch文はif文にて置き換えることができます。

foreach
foreach構文は、配列の各要素について処理を実行する場合に使用します。

foreach(配列 as $value) 文;
foreach(配列 as $key => $value) 文;

の二通りの構文があります。
foreachの実行開始時に配列ポインタは先頭に移動します。（reset関数を使う必要はありません）
各ループにおいて、$valueに配列の要素が格納されます。
連想配列を使う場合は下の構文が有用でしょう。

参考リンク：PHP日本語マニュアル-関数
関数は一連の処理をまとめたものです。
コードを見やすくしたり、処理を何度も実行する場合に有効です。
同一コード内から、「関数名(引数)」として呼び出せます。

引数は値渡しがデフォルトです。引数名の前に「＆」を付加することにより、参照渡しも可能です。
関数のオーバーロード、再定義はできません。
PHP3では、関数は呼び出される前に定義が必要です。

参考リンク：PHP日本語マニュアル-クラスとオブジェクト

クラスは、変数および関数の集まりです。
PHPでは、extendsキーワードにより拡張クラスを生成することができます。
クラス内の全ての変数はpublicであり、
メソッドのオーバーロード(同名で引数や帰り値の違うメソッドを作る)はできません。
オーバーライド(サブクラスでスーバークラスのメソッドを上書きする)は可能です。
クラスの多重継承もできません。

（個人的意見）PHPはオブジェクト指向についてはやや弱い、というのが正直な感想です。

参考リンク：PHP日本語マニュアル-変数のスコープ
変数を使う場合は、その有効範囲（スコープ）に気をつけなければなりません。

関数
関数内で定義された変数は、その関数内でしかアクセスできません。
関数外で定義された変数を関数内で使用したい場合は、引数として関数に渡すか、
変数を「global」宣言してやると良いでしょう。

$a = 1;
hoge();

function hoge () {
print $a;
}

何も表示されない．

$a = 1;
hoge();

function hoge () {
global $a;
print $a;
}

「1」と表示される

クラス
クラス内で定義された変数は、以下のようにしてアクセスします。

foreach(配列 as $value) 文;
foreach(配列 as $key => $value) 文;

関数も同様です．

foreach(配列 as $value) 文;
foreach(配列 as $key => $value) 文;

参考リンク：PHP日本語マニュアル-比較演算子
3項演算子

式1 ? 式2 : 式3

式1が真なら式2が評価され、偽なら式3が評価されます。

print $boolean ? "true" : "false" ;

$booleanが真なら「true」、偽なら「false」と表示されます。